小学生に携帯は当たり前、高学年になるとスマホを持つ時代がやってきています。
マリンも塾に通うタイミングでスマホを持たせました。
スマホを持つ子どもが増えつつはありますが、小学生ではまだまだキッズケータイが主流です。
前回はdocomoのキッズケータイについてでした。
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キッズケータイどこがいい?!docomoSH-03M 機能はすごいのか?!
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今回は3大キャリアの一つ、キッズケータイdocomoSH-03Mの機能の特徴を解説していきます。
SoftBank キッズフォン2(2020年1月17日)
SoftBankが販売しているキッズケータイは3種類ですが、最新で一番スペックが高いのがこのキッズフォン2です
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ミント、イエロー、ブルーの3色展開で、本体価格18,000円です。
本体価格はdocomoより少し高いですね。
画面はdocomoより少し小さめではありますが、3.1インチあり、スマホを意識したデザインになっています。
docomoに続いて、タッチパネルのキッズケータイとなっています。
そしてSoftBankのキッズケータイにあって、docomoのキッズケータイにないもの。
それはカメラです。
docomoはカメラを搭載していないことを売りにしていますが、SoftBankは手振れ機能は付いていないものの。500万画素のカメラが搭載されています。
これは子どもにとっては嬉しいですね。
撮影した画像をSNSに投稿したり、不必要に友達に送ることがないのであれば、カメラはあってもいいのかなと個人的には思います。
その他の特徴は、
- 位置ナビで位置情報の検索ができる
- 小学生漢字学習アプリ搭載
- 防水・防滴だけでなく、日常使いにも耐えうる耐衝撃設計
- 連絡先、画像、動画のデータを自動でバックアップ
- 画面は割れにくいガラス素材
GPS検索機能
位置ナビ
位置ナビは、キッズケータイやスマートフォンなどのGPS機能を使っていつでも子どもの居場所を探すことができるサービスです。
利用には申込が必要です。
月額使用料:220円(税込)
検索料:5.5円/回(税込)
ココがポイント
- 地図で居場所が分かる
- あらかじめ指定しておいた曜日・時刻に、自動でお子さまの居場所を検索できる
- 防犯ブザーが鳴ると、現在地情報と周辺写真がメールで届く
- 登録したwifiエリアに入ると通知が届き、帰宅状況がわかる
- 探したい相手を20人まで登録できる
みまもりマップ
家族でお互いの居場所をマップで確認できるサービスです。
利用するには、各種セキュリティパック(月額550円)、各種基本パック(月額550円)、または位置ナビ(月額220円)への加入が必要となります。
子どものみではなく、家族間での位置情報交換、指定エリアへの到着・出発通知など家族でお互いを見守ることができます。
事前に登録したグループの位置情報が確認できるので、家族間のみではなく、友人間でも可能です。
って、あまり友達と位置情報の確認はしないかもしれないですが、待ち合わせの時に「今ここだよ~」って知らせるのにいいかもしれないですね。
「みまもりマップ」と「位置なび」って、何が違うの?
「位置ナビ」と「みまもりマップ」の違いが、いまいち分かりづらくて戸惑う方も多いと思いますので、特徴をまとめてみました。
みまもりマップ | 位置ナビ | |
サービス内容 | 家族でお互いの居場所をマップで確認できる | あらかじめ登録した携帯電話の位置を検索 |
利用方法 | iPhone、iPad、スマートフォン、タブレット、4G ケータイ、AQUOS ケータイ(一部機種)、キッズフォンから専用アプリケーションご利用 | 携帯電話やパソコンからMy SoftBankへログインし利用 |
利用料金 | ソフトバンクを利用中の場合 月額利用料:無料 通信料:パケット通信料 他社を利用中の場合 月額利用料:無料 通信料:各社規定に準ずる |
検索する側 情報料:月額220円 ※1 検索利用料:1回5.5円 被検索される側 情報料・利用料:無料 ※2 |
※1:各種「基本パック」、「セキュリティパック」にご加入中の場合は、情報料は不要
※2:被検索者には、GPS位置情報通知のパケット通信料がかかります
「みまもりマップ」はアプリなので、SoftBankユーザーでなくても利用できます。
しかし、「みまもりマップ」の管理者権限を利用するためには、親がSoftBankである必要があります。
「位置ナビ」はMy SoftBankページを利用します。
つまり、親がSoftBankユーザー以外の場合は利用できません。
どちらのサービスを利用するにしても、やはり親がSoftBankユーザーでないと、子どもがきっずふぉん2を持つメリットはなさそうですね。
提供終了したサービス
SoftBankは防災や防犯の機能が充実していましたが、最近終了してしまったサービスがあります。
災害エリア通知・SOS発信
みまもりマップ内のサービスの「災害エリア通知」と「SOS発信」が2020年8月31日をもって提供終了となっています。
- 災害エリア通知:グループメンバーが地震、洪水、津波などが発生した災害エリアにいる場合に、グループメンバー全員に災害エリアにいる事を通知。
- SOS発信:災害時に動けない時などに、SOSを発信し、みまもりマップを利用している周辺ユーザへ自分の位置を知らせて助けを呼ぶことができる
代替サービスとして、害時の安否確認手段として利用できる「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」(いずれも申込不要)があります。
メッセージや音声メッセージを家族に届けてくれるサービスとなっています。
あまり利用する機会がなく、提供終了となってしまったのかなと思います。
(利用する機会が少ない方がいいに決まってますね)
CSPケータイdeアシスト
セントラル警備保障株式会社は、ソフトバンク株式会社との協業駆付けサービス(有料)ですが、2021年5月11日新規受付停止、2021年12月15日サービス終了となっています。
利用料 | 月額警備料:330円 出動料:6,050円/回(出動後1時間以内) |
サービス内容 | 出動要請に基づき、警備員を出動。 捜索対象を捜索後、①緊急連絡先への連絡 ②状況により110番・119番などへ通報 ③タクシーの手配 |
月額このお値段であれば、お得感ありましたが、逆にこのお値段で継続するのが難しくなったのかもしれないですね。
まとめ
キッズフォン2はデザイン、機能共に申し分ないですが、docomo同様、親がSoftBankユーザーであることが大前提となります。
また、子育て世帯に対しての特典やキャンペーンも少なめです。
スマートフォンに近いデザインなので、「スマートフォンを持ちたい!」、「カメラがついている方がいい!」という子どもにはおススメのキッズケータイです。