小学生に携帯は当たり前、高学年になるとスマホを持つ時代がやってきています。
マリンも塾に通うタイミングでスマホを持たせました。
スマホを持つ子どもが増えつつはありますが、小学生ではまだまだキッズケータイが主流です。
今回は3大キャリアの一つ、キッズケータイdocomoSH-03Mの機能の特徴を解説していきます。
docomoキッズケータイ SH-03M(2020年1月17日発売)
docomoが販売しているキッズケータイは1種類、イエロー、ピンク、ブルーの3色展開で、本体価格14,256円です。
デザインはスマホを意識しており、画面は3大キャリアで一番大きい3.4インチです。
ドコモのキッズケータイ史上初の「タッチパネル対応」になったのが最大の特長です。
その他の特徴は、
- イマドコサーチで位置情報の検索ができる
- 学年別漢字変換機能付き
- 習い事の日を通知するスケジュール機能
- 汚れても泡タイプのハンドソープで洗える
- 画面は割れにくいアクリル素材
イマドコサーチ
イマドコサーチは、キッズケータイやスマートフォンなどのGPS機能を使っていつでも子どもの居場所を探せて、見守ることができるサービスです。
利用には申込が必要です。
月額使用料:220円(税込)
検索料:5.5円/回(税込)
ココがポイント
- 地図で居場所が分かる
- 継続して約20分間見守ることができる
- ブザーが鳴った時、電源が切られた時など自動で居場所を知らせてくれる
- 探したい相手を5人まで登録できる
1.いますぐ検索
気になった時に、いつでも居場所を検索できます。
検索結果が地図で表示されます。
地図上に表示される円は、検索結果に含まれる誤差の目安を示しており、探したい相手の方は、円で示されたエリア内にいることを示します。
検索時間は約20秒と、比較的タイムラグなく探すことができます。
誤差のエリアはちょっと広く感じますが、そこまでピンポイントの場所を検索する必要がなければ問題ないと思います。
移動みまもり検索
一定時間(20分)、自動的に測位を実施し移動経路などを地図でみまもることができます。
移動に合わせて点が増えていき、20分後、スタートからエンドまでのすべての点が表示されます。
小学1年生ぐらい小さい子どもに持たせる場合、あれば安心するサービスです。
私もこれは画期的なサービスと思いましたが、実際に子どもに携帯を持たせてみて、じ~っと経路を見つめておくことなんて正直ないかなと。
その他の主な機能は、
- スケジュール検索(指定した日時の居場所を自動通知)
- 繰り返し検索(検索失敗しても、一定時間自動検索)
- エリア監視(設定したエリアにいるか検索)
- ブザー検索(ブザーが鳴った時、位置を自動通知)
月額220円で、こんなにもサービスが充実しているのはお得感がありますね。
その他の安心機能
保護者の携帯からこどもの携帯の設定ができます。
キッズケータイは事前に連絡先に登録した相手としか通話できません。
連絡先や予定などの編集が遠隔から操作できます。
親が知らない相手との通話やメールができないので、子ども同士で勝手に番号を交換しても連絡ができないので安心です。
そして、この機種にはなんとカメラ機能が付いていません。
これは正直子どもにとっては辛いかもしれませんね。
親にとっては、位置情報が分かってしまう写真を撮って友達に送ってしまう心配がないので安心。
写真は撮れませんが、親から写真を転送して待ち受け画面に写真を設定して楽しむことはできますよ。
耐久性
「キッズケータイ SH-03M」は防水、防塵と耐久性能も抜群です。
なんと水に落としてしまっても30分は大丈夫です。
そして汚れてもハンドソープで洗えます。
落としても割れにくいアクリル素材を画面に使用しています。
子どもはうっかり落とすことも多いので、この丈夫さはありがたいです。
子育て応援プログラム
2021年5月現在、小学生以下の子どもがいる子育て世帯に特典があります。
- 申込:必要
- 月額使用料:無料
特典1:毎月お誕生日月に3,000Pプレゼント
子どもが12歳になるまで毎年、登録されたお子さまのお誕生月にdポイント3,000ポイント(期間・用途限定)をプレゼントされます。
ポイントはもちろんdポイントです。
でも残念ながら、「ケータイ料金の支払い」「データ量の追加」には利用できないようです。
ホームページでは早めの申込をすすめていますが、さすがに0歳で登録する人は少ないと思いますが・・・
キッズケータイの月額使用料はいろいろ込みで毎月1,500円ぐらいと考えると、使用することを見越して早めに申し込むのはもったいないと感じますね。
本当に必要になってからのキッズケータイ購入でいいと思います。
特典2:dフォトが最大13か月無料!
13か月間で最大13冊(税込4,004円相当)のフォトブックを無料で作成することができます。
「dフォト」は、大切な写真をフォトブックやL判プリントとしてカタチに残したり、クラウドで保存・管理することができるサービスです。
無料期間終了後は、月額308円(税込)で引き続き利用できます。
最近はスマホで簡単に写真が撮れるので、写真がフォルダに増え続けている家庭も多いと思います。
この特典があれば少なくとも13か月の無料期間は、もったいない精神からフォトブックを作成できそうですね!笑
特典3:クラウド容量オプション プラス50GBが小学校卒業まで無料
ドコモクラウドの無料5GBと合わせて55GBが、登録している子どもが小学校を卒業するまで無料で利用できます。
「クラウド容量オプション」とは、「データ保管BOX」および「dフォト(写真お預かり機能)」において、データを保存できる容量を、必要に応じて追加できるサービスです。
55GBだと、写真なら約28,000枚分、1分程度の動画なら約560本分保存可能です。
子どもがいると写真だけではなく動画もどんどん増えていきます。
動画は容量を食っていくので、急いでデータを整理する必要がありましたが、この特典を利用すれば無料期間が終了するまでに、データを整理して外付HDDに保存すれば大丈夫!!
子育て世帯の悩みをちゃんと分かっていますね。
特典4:知育アプリdキッズが13か月無料!
知育アプリ「dキッズ」を最大13か月間(税込5,317円相当)無料で利用できます。
0~12歳のお子さまが興味や好奇心を持つ「学べる」「遊べる」「楽しめる」知育コンテンツが満載のサービスです。
毎月更新される30種以上のコンテンツを使い放題です。
ただコンテンツを見ると、無料だから問題ないですが、小学校低学年までかなという印象です。
でも小さい妹や弟がいる家庭には、大変助かる~アプリではないでしょうか。
契約時の注意点
キッズケータイの単独契約不可
現在、docomoのキッズケータイの料金プランは「キッズケータイプラン」のみです。
しかし、キッズケータイプランの単独の契約はできず、家族のdocomoの回線、かつファミリー割引を契約して副回線として加入することが必要です。
キッズケータイは無料通話アプリをダウンロードできないので、家族間通話無料にするためには、家族と同じキャリアで契約しないと意味がありません。
つまり親がdocomoであることが大前提ですね。
まとめ
キッズケータイは子どもを対象にしていますが、13歳以降もdocomoを利用してもらえるよう、いろんな特典を用意しています。
ケータイは一度契約すると、キャリア変更をするのは面倒ですからね。
今回は3大キャリアの一つ、docomoのキッズケータイについて紹介しました。