娘マリンは4年生から塾に通うことを決め、そのタイミングで携帯を持つことにしました。
その時に出てくる悩みは、「キッズケータイにするか、スマホにするか」です。
どこのご家庭も、一度はどちらにするか悩まれると思います。
我が家はほぼ悩まずに、スマホを持たせることにしました。
そして選択したキャリアは、楽天モバイルです。
我が家がスマホにした理由、その中で楽天モバイルを選択した理由についてお話します。
キッズケータイやトーンモバイルに、しなかったワケ
正直、最大の理由は一つです。
理由はコレ
そう、本当にほぼ理由はコレです。
ではなぜ、両親が楽天モバイルだと、キッズケータイにしないのか説明していきます。
キッズケータイは、親も同じキャリアでないと機能を活かしきれない!
これ、結構致命的な理由かもです。
子どもに携帯を持たせる上で、親が必ず付けたい機能「GPS機能による居場所確認」。
3大キャリアのキッズケータイの場合、子どもが今どこにいるのかが、親も同じキャリアではないと分からないんです。
今の時代、GPSで居場所が分かるアプリもたくさんあります。
でも当たり前のごとく、キッズケータイにアプリを入れることはできません。
そしてメールがショートメールしかできないので、メールにお金発生します。
金額的には微々たるものですが、そのお金も塵も積もれば・・・ということです。
結論 その1
親が3大キャリアではない
=GPS機能による、今どこにいるのか分かる機能が活かせない
=しかもメールにお金かかる
=よってキッズケータイという選択肢なし!
もうこの理由だけで、十分な気がしてきますね。
でもそれだけだと、この記事終わってしまいますので、もう少し理由を説明させてください。
実はそんなに機能いらない…使うのはGPSだけ?!
キッズケータイやトーンモバイルの記事でも紹介したように、子どもを守る機能がたくさん付いています。
親にとっては、不安だから子どもに携帯を持たせるわけで、キッズケータイに付いている機能は、その不安を払拭してくれます。
でも、今キッズケータイではなく、スマホを持たせてみて特に思うことは、
でも、実際にそうなんです。
なぜなら…ぶっっちゃけ…使う機能って、
GPS機能だけ!!!
なんです。
携帯持たせて約3カ月経ちましたが、電話とメールができて、ちゃんと塾に着いたかを確かめることしか使っていません。
なんやったら、場所を確かめることさえ、最近忘れがち。。。
それは親としてどうなんだ!という声を置いといて…
そして私の性格上、たくさん機能付いていても結局は使いこなせない気がします。
結論 その2
たくさん機能付いていても使いこなせない
=GPS機能さえあれば、なんとかなる
=つまりその他の機能なくても問題ない
=キッズケータイじゃなくてもいい
しかし、子どもが小学1年生とか低学年となると、話は変わってくると思います。
娘は小学4年生なので、時間の管理もできるし、一人である程度行動もできます。
そしてさらに高学年となると、周りの子もスマホを持ち始めます。
しかし低学年のお子さんに携帯を持たせる場合は、キッズケータイの方がいい場合もありますので、あくまでも高学年の子どもに持たせる場合と思ってください。
キッズケータイを持たせるのは、いまさら感あり。
親がガラケー、家ではデスクトップの大きなパソコンの時代は、キッズケータイが当たり前だったと思いますが、今はどのご家庭もほとんどがスマホを使っていて、一家に一台タブレットがある時代です。
うちの子どもたちを含む、今どきの子どものデジタルリテラシーは、ざっとこんな感じです。
今どきのこどものデジタルリテラシー
- 小さい時から、インターネットが当たり前の環境
- スマホ・タブレットの手さばきは、1歳から熟練者
- フリック入力は、親を超えている
- 学校の授業でもタブレットを使用
- YOU TUBE風動画の作成スキルあり
- TVよりもYOU TUBE大好き
最近の子どもは、こんな感じではないでしょうか??
これを見るとキッズケータイって、今さら感ありませんか??
結論 その3
1歳頃からスマホ・タブレットが当たり前
=むしろスマホ以外見たことない
=アプリが入れられない携帯は面白くない
=キッズケータイではテンション下がる
それなら、トーンモバイルは??
実は、娘に携帯を持たせる時に、トーンモバイルの存在を知りませんでした。
もし知っていたら、もちろん選択肢に入っていたと思います。
それでも、やっぱりトーンモバイルは選ばずに、楽天モバイルにしていたはずです。
トーンモバイルを選ばない理由
- やっぱり両親が楽天モバイルだから
- GPS機能があれば事足りるから
- 小学生の間はネットの危険がないから
トーンモバイルの優れているところは、「日常生活の安全を守る」だけではなく、「ネット利用の安全を守る」ことです。
しかし、小学生の間はフィルタリングをかけるご家庭が多いと思います。
我が家は、本当に電話とメール機能しか使えないように制限しているので、トーンモバイルの機能を最大限生かしきれないのです。
結論 その4
小学生の間はネットを自由に使わせない
=フィルタリングさえかければ問題ない
=ネット利用の危険性が小さい
=トーンモバイルじゃなくてもいい
このような理由で、我が家はキッズケータイでもなく、トーンモバイルでもなく、楽天モバイルのスマホを選択したということです。
子どもが「どうしてもネットを利用したい!、特にLINEやSNSをやりたい!!」と言っている場合は、トーンモバイルを使うことを条件に利用を許可するという手もありかなと思います。
小学四年生の娘には、まだそこまでの欲求はなくて良かったです☆
キャリアを楽天モバイルにしたワケ
何度も言っていますが、最大の理由はコレです。
理由はコレ
我が家は楽天ヘビーユーザーでして、もちろん携帯も楽天モバイルでした。
そうなると、自ずと子どもに持たせる携帯も、同じ楽天モバイルになります。
また、当時は楽天モバイルは絶賛キャンペーン中でした。
誰もが見たこと、聞いたことあるはずのあのキャンペーンです。
皆さん、覚えているはずです。
2021年4月7日に受付終了をしてしまった、「プラン料金 1年無料キャンペーン」です。
このキャンペーン期間中に楽天モバイルを申し込まれた方、多いと思います。
ちなみに、我が家は全員この無料キャンペーン期間中に申込をしています。
また娘の場合は新規契約で端末も同時購入だったので、さらにポイント還元!!
楽天ヘビーユーザーとしては、楽天モバイルにしない選択肢はなかったです。
楽天モバイルには子ども用の端末はありません。
また、当時は楽天モバイルでiPhoneの販売はなく、Androidのみでした。
娘が選んだスマホは「Xperia Ace」。
まだ小学四年生で体も小さいため、OPPOなど大きいのは手のひらにフィットせず落とす危険もあるので、小さめの「Xperia Ace」を選びました。
ポイントが20,000P付くので、実質9,800円。
さすがにこの9,800円はポイント払いできませんでした。残念。。。
楽天モバイルの詳細はここでは省略が、約3カ月利用して気づいたメリット・デメリットをお伝えします。
楽天モバイルのメリット・デメリット
楽天モバイルがこどもに安心して持たせることができるのか、お値段はどうなのか、気になることもあると思います。
楽天モバイルを契約して分かったメリット・デメリットを紹介します。
ココがおすすめ
- どれだけ使っても1年間無料
- 無料期間終了後、月額基本料を楽天ポイント払いができる!
- 親子間の通話・メールが無料
ココがダメ
- 無料になるのは1回線のみ
- 親がすでに楽天モバイルだと、子どもの名前での契約が必要
- 契約者が未成年の場合は、店頭でしか契約ができない。しかも来店予約が必要。
- 未成年者が契約者だと、iフィルターの契約が必須。
- 楽天モバイル専用アプリにニュースやウォレット機能が付いてくる。
メリットは料金!!
メリットは、何といっても1年間基本料が無料であること。
もう、コレに尽きます。
そして楽天ヘビーユーザーの我が家にとって、無料期間終了後の支払いを楽天ポイント払いできることも大きなメリットです。
私たち夫婦も楽天ポイントで支払っているため、携帯電話にかかる費用は、実質ゼロです。
しかもこのポイント払い、期間限定ポイントも使えるんです。
うっかり、ポイント失効してしまうなんてこともありません!
デメリットは、契約者が未成年であるがゆえ・・・
そしてデメリットは、キャンペーンなどの恩恵にあやかろうとするならば、子どもが契約する必要があるということです。
契約者が未成年だと、いろいろ面倒です。
ネットで契約できないため、店頭に行かないといけないですし、子どもの楽天IDも必要です。
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で、フィルタリング機能を付ける義務があります。
そのため、iフィルターの契約(330円/月)が必須です。
(契約後、不要申出書を提出して解約することは可能です。)
そして、これも困りました。
楽天モバイルは通話料やメールを無料にするため、「楽天LINK」という専用アプリをダウンロードする必要があります。
この「楽天LINK」、ニュースを見ることができるんです。
娘の携帯にはYahoo!アプリも入れていなくて、ニュースなどのアプリも全く入れていません。
ニュースの半分以上は、あんまり楽しくない話題なので、うっかり見てしまうかもしれないからです。
iフィルターで、ジャンル「ニュース」は制限しました。
そう、この「楽天LINK」アプリ自体のジャンルは、「コミュニケーション」なので、「ニュース」を制限しても見ることができてしまうという。。。
って、なるんです。
これは盲点でした。
こうなると諦めるしかないと思い、娘にもあえて言わず、しばらく様子見して出た結論は・・・
結論
娘、ニュースに全く興味なし!!
そうです、ニュースに興味があるわけもなく、おそらくニュースを見ることができることにも気づいていません。
ということで、デメリットに挙げましたが、我が家には関係なかったようです。
まとめ
キッズケータイかスマホかの選択で、我が家は迷わずスマホを選択しました。
それは、娘が四年生だったこと、夫婦共に楽天モバイルだったこと。
この2つの理由だけで、ほぼ決まりです。
その他のメリット・デメリットはありますが、それはあくまでもオプションです。
お子さんの年齢、夫婦のキャリア、それぞれのご家庭の事情や考え方で、こどもにどんな携帯を持たせるのか変わってくると思います。
悩まれた時に、参考にしていただけると嬉しいです。
今回は長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。