前回のブログで、おすすめの『塩』を紹介しました。
-
【②塩】美味しい料理は調味料から。
続きを見る
今回は『酢』です。
まず、基本の調味料のおさらいをしましょう。
まずは基本から。「料理のさしすせそ」
料理の「さしすせぞ」聞いたことがあると思います。
さ:砂糖
し:塩
す:酢
せ:醤油(せうゆ)
そ:味噌
調味料の頭文字(違うのもある気がしますが)を取っています。
この「さしすせそ」は和食の味付けをする時に入れる順番を覚えるための語呂合わせだそうです。
酢の種類
普段料理に使用する酢は、大きく分けると5種類あります。
- 穀物酢
- 米酢
- すし酢
- 黒酢
- りんご酢
その他にビネガーやバルサミコ酢もあります。
家庭料理でよく使用される酢は「穀物酢」と「米酢」です。
穀物酢と米酢は何が違うの?
種類 | 原料 | 特徴 | 合う料理 |
穀物酢 |
米、小麦 とうもろこしなど |
香りが弱い あっさりとした味 |
酢豚など、加熱する料理 |
米酢 | 米のみ |
香りが強い まろやかな風味 |
酢の物や南蛮漬けなど、 加熱しない料理 |
穀物酢は、小麦やとうもろこしを原料としており、あっさりとしています。
穀物酢の中でもよりまろやかな風味がお好みであれば、米の割合が高い酢を選びましょう。
また、香りは弱いため、加熱料理に向いています。
一方、米酢は米を原料にしており、香りが強いです。加熱すると香りがなくなってしまうので、加熱しない料理に向いています。
純米酢は穀物酢に比べると、少し高めなので調理方法によって使い分けできる方がいいですね。
でも実は、我が家は米酢しか置いていません。
そこまでの使い分けが素人の私には難しかったのと、穀物酢だとどこ産の何が入っているのかが分かりづらいからです。
また、穀物酢の原材料に入っているアルコールが、米酢には入っていないのもポイント。
家庭料理で使用する酢は、米酢が1本あれば十分というのが自論です。
酢は健康にいい?
昔から酢は健康にいいとか、体が柔らかくなるとかいろいろ言われています。
こどもの時体硬すぎて、酢を飲んでストレッチしてました。。。
急な関西弁出てしまいましたが・・・
酢の効果・効能
- 疲労回復
- ダイエット効果、内臓脂肪を減らす効果
- 腸内環境の改善、便秘解消
- 美肌効果、アンチエイジング
- 高血圧抑制
- ガン抑制
- 食欲増進効果
この効果を見ただけで、毎日三食、酢を飲みたくなります。
でも酢だけを飲むのは続かないので、上手に料理に取り入れていくことで、健康的な体を目指しましょう。
ひまこおすすめの酢
①ミツカン 純米酢金封
圧倒的市場シェアNo.1のミツカンの米酢です。
原材料はもちろん米のみ。
しかも国産米のみを使用して醸造した酢です。
色は酢の中でも茶色が強め。でも味はまろやかです。
でも何が金封なのかは、使っててもわかりませんが。。。
②有機純米酢 老梅
福井県にある河原酢造の有機純米酢です。
この酢はお世辞ではなく、本気で最高の酢です。
信頼と実績の塊です。
ココがポイント
原料の国産米は化学合成肥料や農薬不使用で、原料米の自社栽培における農産部門と醸造工程から充填に至るまでの加工部門について、それぞれ有機認証を取得しています。
ミネラル分豊富な湧き水を使用し、米・麹・水を3回に分けて仕込む「三段仕込み」製法で日本酒を醸造し、その酒をじっくり発酵させて酢が完成します。
色も薄めなので、料理が映えます。
味が本当にまろやかなので、酢が苦手な人でも食べられます。
だまされたと思って、ぜひ試してみてください。
後悔はさせません!!!
③純米 富士酢
この酢もすごいです。
明治26年創業の京都の飯尾醸造の純米酢です。
原料は京都・丹後の山里で農薬不使用栽培の米と山から湧き出た伏流水。
ただそれだけを原料に造られている純米酢です。
そして「酸っぱっ!!」って思わず声が出るぐらい、すんごい酸っぱいです。
この酸っぱさは、この酢の大物さをさらに感じさせます。
ココがポイント
もう一つの特徴が、酢1リットルにつき200gという、「米酢」と表示できる量の5倍ものお米を使用。
たっぷりのお米を原料にしているため、うまみが強く濃厚。
お料理に深みが出ます。
私は酸っぱい料理が大好きなので、今回は力が入ってしまいました。
今回紹介した酢は、本当におススメなのでぜひお試しください。